都営住宅は周辺の草むしりを住人がするの？それは強制ですか？という質問をいただいたのでお答えします。
うちは「都営住宅」ですが県営、道営、府営、市営などの公営団地はだいたい同じようにしているようですので、公営団地に入居申し込みを考えている方の参考になれば嬉しいです。
月に1回大概は日曜日の朝に掃除時間があります。うちの団地は1月・8月（いわゆる盆正月）は掃除も休みです。
内容についてはこれから詳しく書きますね。
都営住宅（県営住宅・公営住宅）は草むしりを住人がするのは強制？
団地の草むしりが強制かどうか・・・これは強制ですね。
例外は団地ごとにあるかもしれませんが、基本的には強制です。
「民間のアパートやマンションにはそんな決まった町内掃除なんてない」と思われるかもしれませんね。
私も入居したときは月1度の掃除（春夏は草むしりで秋冬は枯れ葉そうじ）があるって聞いて
（やだな～、知り合いもいないし恥ずかしいな～、面倒だな～）と嫌な方へ嫌な方へ考えて憂鬱になっていたのを覚えてます(´;ω;｀)
雨天の場合は翌週へ。翌週も雨天ならその月は中止。雨降ればいいのに・・とか思っていました(´;ω;｀)
公営住宅は自治体が管轄のため共益費も民間に比べたら雲泥の差で安いんですよね。
なので掃除料金まで自治体でまかなうことが出来ないため、住人自らの掃除となるんですね～・・・。
大抵の団地では日曜日の午前で、1月と8月（盆正月）は休みです＾＾助かる～～。結果年に10回になりますね。
草むしり掃除に参加できないときの罰金（ペナルティ）は？
ほとんどの団地では日曜日の朝に掃除や草むしりの行事があります。
とは言え、日曜日が仕事だったり、夜勤明けで起きれない方もいます。
その場合は、ペナルティと言うか、欠席代として団地により500円から2000円を自治会に支払うところが多いです。
流石に2000円は高いですよね（泣）
うちの団地は号棟ごとに決めていて、最初は500円でした。
ところが、500円では仕事でも夜勤明けでもない人が面倒なだけで参加しないため、出る人が決まってしまうので、1,000円に値上げしました。
で、参加者が増えた感じです。
草むしり掃除に参加できないときの罰金（ペナルティ）が免除される事例
日曜日が仕事の人は支払いが生じますが、体に障害があったり、歩行困難の高齢者は免除になっています。
各地の天災被災者で仮の住居として住んでいる方も免除です。
でも、そういう大変な思いを経験した方のほうが毎回きちんと参加して下さるんですよね。
そして、うちの号棟では、事前に個人で草むしりや掃除をした場合も申告すればペナルティは無しとしてます。
都営住宅（公営団地）の草むしり掃除のペナルティは話し合いで決める
階段掃除は各戸でするので団体掃除の範囲外としてます。
お勤めの方からの苦情は今のところありません。
やはり、毎回参加できない申し訳なさを1000円に代えて、という気持ちでしょうね。
前日に時間があれば一人で草むしりして申告しますけど、仕事の時間の都合で中々出来ないです。
こういった細かいルールは、皆で話し合って決めるべきですね。皆が納得する内容で決めないと必ずギクシャクするので。
少しでも疑問に思うことがあったら
「皆で話し合いませんか？」と声を掛け合うのも団地生活では大事なことです。
ペナルティ料金の使途は？
ペナルティも年間にすると結構な額になります。
この罰金は自治会費とは関係ないので、各号棟で話し合って使い途を決めます。住人全員に関係することはやはり掃除タイムの後に納得行くまで話し合って決めるのが無難です。
大抵の団地では、住人に還元されるような使途になっています。
うちの棟では最初は有料ゴミ袋に還元していただいてました。それも助かりました。もちろんペナルティを支払ったお家にもいただけますよ。なのでまったく「払い損」のようなことにはならないのです。
最近は災害も多いことから、備蓄用の2リットルのペットボトル水に変わってます＾＾本数はその年の金額によって変わります。
都営住宅（公営住宅）草むしり掃除のメリット
入居したばかりのころは雨降って中止になればいいのに。。なんて毎月願っていたのですが・・・。
参加しているうちにご近所さんと雑談が出来てきて、なんだか団地生活が楽しくなってきたのを覚えてます。
何かのときには相談にものってもらえますし、助けてももらえますし、普段はつかず離れずのお付き合いでも団地だからこその団結心も感じています。
都営住宅（県営住宅・公営住宅）は草むしりを住人がするのは強制？【体験談】まとめ
団地じゃなくても古くからの街では、今でも回覧板や町内掃除とかありますよね。
団地の敷地が１つの町内と思えばそれほど珍しいことでもなく、入居したては憂鬱かもしれませんが、顔見知りになっておいて損することはないので、せっかくのご縁ですしぜひ楽しんで参加してみてください。